【音楽】エッセイ/コラム
Welcome to the real world. What is real? How do you define 'real'? 映画「マトリックス」のセリフである。 今まで当たり前のように生きてきた世界が、機械によって見せられていた仮想の世界でしかなかったことを目の当たりにしたネオにモーフィアスが放…
最近、jojiの新譜「BALLADS 1」のヘビロテが止まらない。 Jojiは、NY在住のオーストラリア系日本人で、88risingっていう音楽レーベル・プラットフォームに所属してるSSW。この88risingというのはNYを活動拠点としていて、jojiの他、Keith ApeHigher Brothers…
これはある夏の夜の出来事だ。 僕は体調の優れない中受けた就活セミナーを終え、半ば朦朧としつつ家路に着いていた。四条通は酷暑にも関わらず相変わらずの人混みで、街の喧騒から身を守るため、僕はメタルを聴いていた(体調が悪くてもメタルは聞く)。イス…
恋愛が鬱陶しがられ始めて久しい昨今ではあるが、人が人を求めるというのはやはり根源的欲求なのではないかと思ってしまうことも多々だ。だから我々はSNSにアカウントをつくり、誰かをフォローし、誰かにフォローされ、情報を発信し、情報を受信し、いいねを…
リアム自身のソロアルバムが出て、多方面からリアム側へポジティブな評価が増えている。伝説のバンドBeady Eye、再評価を狙うに絶好の機会だ。今回は評価低めな印象があるBeady Eyeのセカンドアルバム『BE』の魅力を語りたい。
東京公演めっちゃ最高だったようで、僕は見てもないのに、余韻に浸っております。 The Killers 大阪公演へ行く予定だったみなさん、誠に御愁傷様です。また、台風やら地震やら度重なる災害の被害を受けた皆さん、いち早く普段の生活を取り戻せるように祈って…
前回はフォーテットがアホな別名義で発表している楽曲たちの紹介をさせてもらった。そこでもちらっと触れたが彼はオリジナルの音楽を作るのと同じくらいリミックスでも有名で、時には原曲に勝るほど素晴らしいようなリミックスをやってしまう。そこで今日は…
今月末に来日を控えたフォーテットについて記事を書こうと思って、どのアルバムを紹介すべきかなど色々考えたのだが、フォーテットのアルバムは全て完璧でどこから聴き始めてもおかしなことにはならない。また、仮に感想を述べるにしてもヤバいとか天才とか…
私の大好きなジャズメン、ビル・エヴァンス記事第一弾目である。 タイトルはエヴァンスの最初のリーダー作、ニュージャズコンセプションズからもとっているのだが己の考えも自由に反映させ、日々発見や勉強もしていきたいと言う思いでこのタイトルにした。と…
僕がRIDEをしっかり聴き始めたきっかけは、2014年11月の再結成のアナウンスだった。Twitterで周りは皆騒いでいたし、なんとなくお祭り的な気分で、せっかくだからこのブームに乗っかって僕もライドも聴いてみようと言う気持ちになった。そうやって大して構え…
Hello, I'm Miyoshi. 本当はJeff Buckleyの魅力を語るつもりで彼を取り囲んでいた音楽的背景を調べていたところ、中々に興味深い繋がりを発見した。それがこの記事の題名の通り、 最近のロックバンドの傾向はイスラームからの影響を受けているかもしれない …
どうも。 それは侵入せんとするいかなる猛者をもはねのける強靭な要塞のようであり、百戦錬磨の武将の巨大な体躯のごとき揺るぎなさ、その所作からにじみ出る禍々しさのような、あまりにも近寄りがたい存在であった... 何のことを言ってるかお分かりでしょう…